車いす女性とデートした話③

シリーズ体験談

前話の続き

車いす女性と次のデートを約束した僕。

その約束が、後に自分で自分の首を絞めることになるとは思いもしませんでした。

※この記事、並びに他の記事で書いている女性の名前は、仮名です。

友達に言われたひとこと

あやかさんと初デート後、次のデートの約束を話しながら、毎日のようにLINEをしていました。

そんなある日、僕は友達にあやかさんの話をしました。

この前こういう女性と会って、こういう話をして、次も会う約束をしていると。

友達もその話を聞いて一緒に喜んでくれると思っていましたが、

その友達から言われたのは「お前、その子のこと、最後まで面倒見れるの?」

その一言を聞いて僕は、ハッと我に返ったように色んなことを考えだしました。

確かにその友達の言う通り、お付き合いにまで発展していけば、ゆくゆくは結婚という形になります。 当然、まだそこまで話が進んでいるわけではありませんでしたが、そこまで考えたとき、僕は急に怖くなってしまったのです。

同時に僕に、あやかさんとこの後も関係を続けられる覚悟とその資格があるかどうか、自問自答しました。

一晩、自問自答して考えていく中で、僕の方から次のデートに誘ったことを、強く後悔しました。

なんて自分勝手で、無責任なことを言ってしまったのだろうと。

僕が誘ってしまったことで、彼女に無駄な期待を持たせてしまったと。

流れる涙と哀しい最期

そんなことを考えている内に、気が付けば僕は、涙を流していました。

自分でもなぜ泣いているのか理解できませんでした。

涙を流しながら、僕はあやかさんに「もう会うことはできない。」とLINEを送りました。

しばらくして返信が返ってきて、彼女は状況がよく呑み込めていないようでした。

何通か、僕とあやかさんの間でLINEをやり取りして、

「僕にはあやかさんと将来まで一緒にやっていく自信と覚悟がないから、もう会わない方がいい。」

と送りました。

すると、最後にあやかさんが

「だったら黙っていなくなってください。このことは、ブログのネタにさせていただきます。」

とだけ言い残し、LINEのやり取りはそこで終了しました。

The END

今回のシリーズ体験談は、ここで終わりです。

今回は、僕の軽はずみな考え方がそもそも良くなかったと痛感しました。

この出会いは、数あるマッチングでの出会いの中でも印象に残った出会いでした。

みなさんの中でも、マッチングアプリで印象的な出会いをした経験があれば、是非コメント欄で教えてください。

閲覧いただき、ありがとうございました。

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